PlayWorker
起業日記 2026.05.29 読了 約6分

美容室・治療院オーナー向け:AI受付デモ動画を3万円以下で1日制作する手順|2026年版

あなたの店舗で「AI受付って結局どんなものか、お客さんやスタッフに伝わらない」、そんな悩みがあるなら、デモ動画を自分で1日作ってしまうのが最短ルートです。 専門制作会社に頼むと20万円〜。でも、AI任せの手順に落とし込めば、3万円以下・1日で同等品質のデモ動画が手元に残ります。 私自身、PlayWorker屋号の商談用デモ動画を、この記事の手順で1日制作しました。その実費と工程を、オーナーが自分でやれる形に分解して書きます。

商談に持っていくデモ動画を、1 日で作りました。音声生成も、台本作成も、編集の方針も、ほぼ AI に任せた結果、撮影なしで 60〜90 秒の縦動画が出来上がっています。

「動画は撮影と編集に時間がかかる」という固定観念が、私の中で 1 日でひっくり返った話を残します。個人事業主が、商談の前夜に動画を 1 本作るのは、もう非現実的じゃないということが伝われば。


目次

なぜ「商談前夜にデモ動画」が要るのか

商談で AI 受付の話をすると、ほぼ毎回出てくる質問があります。

「で、実際に動いてるところって見れます?」

提案書を読んで頭で理解するのと、実際に AI が応答している音声を聞くのは、相手の納得度がまったく違います。「想像してください」と言われた相手は想像しない。「動いてるのが見える」状態にしないと、判断は止まる

私は、月 1 回くらいのペースで商談機会が立ち上がっています。1 商談ごとに業種・店舗の規模・課題の細部に合わせたデモ動画を持っていけたら、商談の温度感が確実に変わる。毎回手作りしていたら半日吹き飛ぶ作業を、AI に寄せて 1 日に圧縮する設計です。


動画の構成は、AI に台本ごと書かせる

最初にやるのは、動画の構成と台詞を AI に書かせること。

私の指示はシンプルでした。

- 60〜90 秒の縦動画
- 整体院向けの AI 受付デモ
- 施術中に電話が鳴って、AI が一次受電して、院長の LINE に要件サマリが届くフロー
- 患者は腰痛・希望日時を伝える
- 字幕は全部表示(治療院でミュート再生される前提)

返ってきたのは、

各セクションの台詞付きの台本まで含む構成案。自分で考えたら 2 時間かかる作業が、5 分で叩き上がる


AI 音声は、合成サービスに丸投げ

台本ができたら、AI 応答パートの音声を作ります。

ElevenLabs(多言語対応の音声合成サービス)に、台本のテキストを投げて、「落ち着いた女性・治療院トーン」で出力。1 つの台詞に対して 3〜5 パターン生成して、その中から一番自然なものを選ぶ。

声優を呼ぶ・スタジオを借りる・自分で読み直す、という工程が完全に消えます。1 つの台詞あたり、生成と選別で2 分程度。30 秒分の音声が 10 分で揃いました。

ここで気をつけるのは、「AI 音声であることを隠さない」設計にすること。動画の最後に「これは録画ではなく、AI の実応答です」というテロップを入れています。信憑性の最大化は、隠すより明示する側です。


患者役の音声は、自分で録る

AI 音声は応答側だけ。患者役は、自分のスマホで自録音しました。

「腰が痛くて、できれば今週中に予約を取りたいんですが」「田中です。木曜の夜、20 時以降がいいです」みたいな台詞を、自分の声で 30 秒〜 1 分。プロの音声でなくても、リアルな電話越しの声に近づけることが優先です。

スマホのデフォルト録音アプリで十分。音質は加工で何とでもなるので、撮影環境にこだわりすぎないのがコツでした。


LINE 通知のモック画面は、画像 1 枚で済む

院長 LINE への通知シーンは、LINE 画面のスクリーンショットを 1 枚作るだけで再現できます。

PlayWorker AI受付
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📞 着信

▼ 患者情報
お名前: 田中様
ご症状: 腰痛
ご希望: 木曜20時以降

▼ 状況
✅ 患者様にWEB予約リンクをSMS送信済
⏳ 折り返し希望ありの場合、ご対応をお願いします

これを Figma(ブラウザで使えるデザインツール)か、HTML をスクショするだけで作れます。実際の LINE 通知に見える画像 1 枚があれば、視聴者の頭の中で「あ、ここに通知が来るんだ」が成立する。


編集は FCPX で 30 分

素材が揃ったら、FCPX(Apple の動画編集ソフト Final Cut Pro X)で組み立て。

編集に 30 分。トータルでも、台本作成・音声生成・素材集め・編集を全部含めて、1 日で完成しました。


「業種別デモを毎商談に作る」が現実的になった

このフローを 1 回組んでしまえば、業種別のデモは台本の差し替えだけで作れます

業種ごとに台詞を 5 行差し替えて、AI 音声を再生成して、字幕を変えて、画像を 1 枚差し替える。1 業種あたり 30 分で別バージョンが作れる。

これが、商談の温度感を変える瞬間です。汎用デモを 100 社に見せるより、業種特化デモを 10 社に見せる方が、成約率が桁違いになる。「あ、これうちのことだ」を、相手の口から引き出すための装置です。


動画は、もう個人事業主の武器になっている

「動画は撮影とスタジオで 1 日仕事」という時代は、私の中で 5 月で終わりました。台本も音声も AI、編集だけ手元で 30 分。撮影機材ゼロで、商談用のデモが揃う。

これは AI 受付に限った話ではありません。自分の商品・サービスのデモを、業種別・規模別・課題別に複数バージョン作っておく運用は、どの業種でも応用が効く。動画は「特別な投資」ではなく「30 分の差し替え作業」になっている。

商談の前夜に、動画 1 本を 30 分で差し替える。これが、これからの個人事業主の標準装備になっていく気がしています。


商品が必要な方には、いつでも商品ページから相談に来てもらえれば。
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それでは、また。


荒居 憧哉(PlayWorker 代表)

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