毎日投稿1ヶ月チャレンジを始めた話 — LinkedIn 無料期間の使い方
前回、AI に主導権を渡すと判断品質が上がるという逆説を書きました。
AIの奴隷になったら、仕事が回り始めた話
その続きで、今日はもう一段おかしなことを始めた話をします。
ここから1ヶ月、ブログを毎日投稿します。土日も祝日も全部出します。31日連続。
なぜ毎日なのか — LinkedIn の1ヶ月無料に乗っかる
きっかけはシンプルです。
LinkedIn Premium(ビジネスSNS LinkedIn の有料プラン。投稿の到達範囲が拡張されます)が、1ヶ月無料で使えるお試し期間に入っています。
この期間中、ブログと LinkedIn を毎日連動で出して、効果を検証します。検証したい仮説は3つ。
- 毎日出すと、ブログの直帰率と滞在時間がどう動くか
- LinkedIn の Premium 期間中、インプレッションが純増するか
- 紹介経路や問い合わせが、1ヶ月で1件でも動くか
動かなければ無料期間で終了、動けば継続。やってみないと分からないことを、最小コストで試す。それだけです。
毎日投稿を「破綻させない」ハーネス設計
問題は、毎日書ける気がしないことでした。普通にやれば、3日で破綻します。
そこで Claude Code(Anthropic 社のコマンドライン版 AI アシスタント。ファイルやメールに直接アクセスできる形で組んでいます)にブログ執筆ループを組みました。名前は `blog-write-loop`。
仕組みはこうです。
1. **記事ネタを `topic_*.md` というストック形式で用意**しておく(想定読者・キーワード・記事の核を書いた素材ファイル)
2. Claude Code に「このトピックで書いて」と指示
3. AI がセルフレビュー6項目(具体実装/「あなたにもできる」感/SEO/voice/文字数/テンプレ構造)を自分で通す
4. 全項目 ✓ になるまで自走で書き直す
5. 仕上がりだけ私に渡してくる
書く時間より素材を仕込む時間のほうが長い設計です。これが回り始めると、1日1本は十分維持できます。
朝8時ブログ → 朝10時 LinkedIn の連動運用
毎日の流れは固定です。
- 朝 8:00:ブログ自動公開(WordPress 予約投稿、前日までに Claude Code がセット)
- 朝 10:00:LinkedIn にブログ告知投稿(私が手動コピペ)
なぜ LinkedIn だけ手動かというと、SNS の投稿欄は AI 経由の自動入力が保存されないことが多い(ブラウザ側のエディタ実装の都合)からです。下書きまでは AI、最後の貼り付けだけ人間。これが一番壊れにくい。
LinkedIn 投稿本文も、Claude Code がブログから要約して md ファイルに置いておきます。朝10時にコピーして貼るだけで1分で終わる。
31日分のストック設計
毎日投稿の本当の難所は「ネタ切れ」です。
これを物理的に潰すために、31日分のトピックを最初に並べました。
並べ方のルールは1つだけ。起業日記/業界トレンド/実装ハウツー/経営思想/商品設計の5カテゴリをローテーションで回す。同じ話題が3日続かないようにする。
ネタ自体は、過去のセッションログ(AI との会話記録。毎日蓄積される作業ログ)から AI が自動で抽出してきました。1年分の壁打ちがネタの宝庫だったわけです。
並列エージェントで一気に下書きする
それでも31本は多い。
なので、Claude Code の並列エージェント機能(複数の AI 作業を同時に走らせる仕組み)で12本同時に下書きを生成しました。1本2〜5分、1時間で12本のドラフトが揃う。
仕上げは私が朝に1本ずつ目を通すだけ。書く負荷を「目を通す負荷」に変える設計です。
1ヶ月後の判定基準
期間が終わったら、3つの数字で判定します。
| 指標 | 維持基準 |
|—|—|
| LinkedIn インプレッション累計 | 2,000以上 |
| ブログ流入(自然検索+ SNS) | 前月比で増加傾向 |
| 紹介経路・問い合わせ | 1件以上 |
2つ以上クリアなら継続、未達なら週2-3本ペースに戻します。根性で続ける気はありません。数字が動かなければ、別の畑を耕すべきです。
「あなたにもできる」のレシピ
毎日投稿は気合いではなく、設計の問題です。必要なのは、
- ネタを溜める場所(テキストファイル31本)
- AI に書かせる仕組み(Claude Code か、ChatGPT のカスタム指示でも代替可)
- 公開予約機能(WordPress なら標準装備)
- 告知の固定動線(同じ時刻・同じテンプレ)
これだけ。初日にやるのは、31日分のお題を一覧化することだけです。書き始めるのは翌日でいい。
毎日書くと決めるより先に、毎日書ける仕組みを組む。順番が逆だと、必ず破綻します。
1ヶ月後、結果を正直に書きに来ます。続いていれば成功、止まっていれば失敗ということで。
商品が必要な方には、いつでも商品ページから相談に来てもらえれば。
サービスを見る
それでは、また。
荒居 憧哉(PlayWorker 代表)