PlayWorker
起業日記 2026.05.24 読了 約6分

美容室オーナーが自前でAI受付サイトを立てるなら?ドメイン¥1,408・SWELL¥17,600・Cloudflare無料の3万円ロードマップ|2026年版

あなたが美容室のオーナーで、ホットペッパービューティーや美容室予約システムの月額¥20,000-¥30,000を払い続けながら「自前サイトを持ちたい」と考えているなら、初期費用は3万円以下で済みます。 ドメイン取得¥1,408・WordPressテーマ¥17,600・サーバーはCloudflare Pages無料経路で組めば、合計¥19,008。AI受付システムを後から乗せる前提でも、土台は1日で立ちます。 本記事はその「3万円ロードマップ」の実数報告です。私自身が PlayWorker 屋号で2日で立てた手順と費用を、業務AI受付導入を視野に入れた美容室オーナー向けに書き直しました。

事業を始めると決めた次の日の朝、最初にやったのは商品設計でも事業計画書でもなく、ドメインの取得でした。

`ai-playworker.com` を 5 分で取って、サーバーを契約して、半日で WordPress が立ち上がる状態まで持っていった。ほとんどの判断を AI に丸投げした結果、半日で済んだ話を、再現できる粒度で残します。


目次

箱を先に確保する、という順番

商品設計も固まっていない段階で、屋号 PlayWorker に決めた直後にドメインを取りに行きました。

普通なら「事業計画 → 商品 → サイト → ドメイン」の順番です。私は逆をやりました。箱を確保してから中身を作る順番。理由は単純で、自分が逃げない設計にしたかったから。

ドメインを取った瞬間、「PlayWorker」という名前が外部に登録され、後戻りしたくないという心理が立ち上がる。これがそのまま事業の推進力になりました。頭で考えていた時期と、取った後では、机に向かう密度が明らかに違う

ドメインは月数百円のサブスクみたいなコストで、「逃げ道を 1 本塞ぐ」道具として、コスパが異常に良い。事業を始めると決めた人には、最初の 30 分でやってほしい作業 No.1 です。


ドメイン取得は AI に丸投げで済む

ドメイン取得の判断は、地味に時間が溶ける作業です。

これを全部、Claude に「屋号 PlayWorker でドメインを取りたい。候補と注意点出して」と投げました。返ってきたのは、`.com` 推奨の理由 / 取得サービスの比較 / `.com` が空いてなかった時の代替案、まで含む整理。自分で 2 時間迷う作業が、5 分で終わる

実際の取得は Xserver Domain で完了。年 1,000 円ちょい。事業の最初の支出として、これ以上ない投資感です。


サーバーは 2 通りの選択肢がある

サーバー(ホスティング)の選択肢は、大きく 2 通り。

選択肢 A:レンタルサーバー(ConoHa WING / Xserver 等)

メリット:WordPress + SSL(暗号化通信)+ 国内 CDN(配信高速化)を 1 ボタンで立ち上げられる。日本語サポート充実。月額 1,000〜2,000 円台。

デメリット:月額が固定で発生する。サブスクが嫌いな人には抵抗あり。

私は最初、Xserver で始めて、2 週間後に ConoHa WING に移しました。理由は、

1. WordPress のセットアップが速い
2. 管理画面 UX がサイト 1 つ運用には軽い
3. 複数ドメイン運用にコスパが合う

「機能の多さ」より「自分の用途への適合度」で選び直す。違和感が出たら早めに切り替える方が、結果的に早く着地します。

選択肢 B:Cloudflare Pages(無料経路)

最近知ってアリだなと思っている経路がもう 1 つあります。Cloudflare Pages(CDN 大手 Cloudflare が提供する静的サイトホスティング)を使えば、月額無料でサイトが立ち上げられます。

メリット:月額ゼロ。表示速度が世界トップクラス。GitHub と連携できる。

デメリット:WordPress のような動的 CMS は使えない(静的サイト前提)。技術的な学習コストが、レンタルサーバーよりやや高い。

「サイトの中身は固定で、動的な投稿管理は要らない」という事業(コーポレートサイトメイン・LP メインなど)なら、Cloudflare で月額ゼロ運用は十分現実的です。「サーバー = 月額」という固定観念は、もう過去になりつつあります。


ConoHa 移行は 4 ステップ

具体に戻って、Xserver → ConoHa WING に移した時の手順です。

ステップ 1:ConoHa WING で空の WordPress を立ち上げ

WING パックを契約し、ConoHa 側で WordPress を新規構築。SSL も自動発行。所要時間 30 分。この段階では Xserver 側の本番が生きているので、ユーザーから見える状態は変わりません。

ステップ 2:DNS の向き先を ConoHa に切り替える

ここが心臓部。「DNS(ネームサーバー)」は、ドメイン名を実際のサーバーの IP アドレスに変換する仕組みで、要するに住所札の差し替えです。

`ai-playworker.com` の DNS は Xserver Domain で管理しているので、Xserver Domain の管理画面で DNS レコードを ConoHa 側の IP に書き換えます。ドメイン管理会社(Xserver Domain)とホスティング会社(ConoHa WING)は分けたままで問題ありません。

ステップ 3:DNS 反映待ち

最大の詰まりポイント。DNS の反映は最大 72 時間との表記があり、実際は 6 時間程度で済みましたが、その間「アクセスできるユーザーとできないユーザーが混在する」状態が発生します。訪問者ほぼゼロの初期だったので実害はゼロ。DNS 切り替えは初期に済ませるのが一番大きな学びでした。

ステップ 4:テーマ適用と初期コンテンツ投入

ConoHa 側の WordPress に SWELL を適用し、初期コンテンツを投入して公開状態に。これで本番が ConoHa 側に切り替わります。


詰まったのは DNS よりメール設定

意外だったのは、メール設定で半日溶かしたこと。`info@ai-playworker.com` 形式のメール送受信の設定で、ConoHa WING の独自仕様を理解するのに半日かかりました。

サイト本体は 1 日で動いたのに、メールだけで半日。メール設定は別タスクとして半日確保しておく方が安全です。サーバー選定のついでで終わると詰まる典型ポイントなので、ここだけ覚えておいてください。


サイト構築は AI 事業の本質ではない

最後に、いちばん伝えたいことを書きます。

サイト構築は、AI 事業の本質ではありません

ドメインを取って、サーバーを契約して、サイトを立ち上げる。この一連の作業は、「中身を始めるための前準備」でしかない。本番は、商品を作って、お客さんと話して、契約を取るところから始まります。

前準備にかける時間は、最小化していい。AI に丸投げすれば半日で終わる作業を、自分で勉強しながら 1 週間かけるのは、判断ミスです。

「うちもそろそろ事業用サイトを立てたい」方は、まず箱を取るところから始めてみてください。中身は後から、何度でも組み直せます。最初の 30 分で踏める一歩が、事業の Day1 を一段早く始める鍵になります。


商品が必要な方には、いつでも商品ページから相談に来てもらえれば。
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それでは、また。


荒居 憧哉(PlayWorker 代表)

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