屋号「PlayWorker」に込めた意味 ― 「遊ぶように働く」をAI事業の真ん中に置いた理由
中小企業向けのAI受付システム導入支援事業を立ち上げるにあたり、屋号を「PlayWorker」にしました。語源は単純で、Play(遊ぶ)と Worker(働く人)の合成語です。
普通、AI事業の屋号といえば「◯◯AIソリューションズ」「◯◯テクノロジー」のような機能訴求が多い。実際、屋号候補を10個ほど書き出した中にも、技術寄りの単語を並べたものはいくつかありました。
それを全部捨てて「PlayWorker」にしたのは、「働き方の設計」をAI導入の本丸だと考えているからです。
Play × Work = 矛盾しない世界観
「遊ぶように働く」は、ふわっとしたスローガンとして使われがちな言葉です。私の場合、もう少し限定して定義しています。
- Play: 自分の好奇心が立ち上がる時間
- Work: 他者から対価を受け取る時間
- PlayWorker: その2つが同じ時間軸の中で重なっている状態
ダンス・YouTube・ブログ・AI事業 ― 私が今動かしている活動はバラバラに見えますが、すべてこの定義の中に収まっています。「遊んでいるうちに価値が積み上がっていく」設計を、自分の生き方そのものに敷いている。
屋号は、その生き方の対外向けラベルです。
AI受付事業に「遊ぶように」が必要な理由
AI受付の導入現場は、想像以上に「人が疲れている」場所です。例えば1人施術の整体院では、施術中の電話に出られず、留守電や折り返し運用で凌いでいる院が多くあります。予約ページに「施術中はお電話に出られない場合があります」と一文を入れ、折り返し運用を院長自身が回しているケースは決して珍しくありません。
院長は、患者さんを治すのが本業です。電話の取りこぼしと折り返しに毎日30分使っているとしたら、その時間は本来の専門性に向けられていません。
AI受付の本当の価値は、「電話を自動化する」ことではなく、「専門家が専門業務に集中できる時間を取り戻す」ことだと考えています。これは「業務効率化」の文脈だけでは説明しきれません。「自分の好奇心が立ち上がる時間(Play)に戻れる」という、もう一段深い動機を含んでいます。
「PlayWorker」という屋号は、提案を聞いてくださる経営者の方に「あなたの Play を取り戻すための導入ですよ」と伝える起点になります。
屋号は商品設計にも効いている
屋号を決めた後、不思議なことに商品設計の判断基準も自然と揃いました。
- 3ヶ月パイロット・初期費用0円・全額返金保証 ― 院長の「やってみたい」気持ちを邪魔しないため
- 月額3万円スタート ― 「導入しても懐が痛まない」前提を死守するため
- 「指摘ではなく業界トレンド共有」のトーン ― 押し売りで院長の Play を奪わないため
すべて「相手の Play を尊重する」という1点で説明がつきます。屋号が商品の判断軸を兼ねている、と言ってもいい。
「PlayWorker」は、私自身の生き方の名前であり、お客様に提供する価値の名前でもあります。AI受付システム導入支援を選んだのは、この屋号と最も矛盾しない事業だったからです。